ごあいさつ
このたび、HPをリニューアルすることになり、一言"ごあいさつ"を申し上げます。
令和に入った途端、時代は激動の波に吞み込まれてしまった感があり、コロナ感染症が全世界に感染拡大したかと思っていたら、ロシアのプーチン戦争が勃発し、いまだ先が見えない事態に陥っています。
まさに生きることは「苦」を実感させられます。
そう、人生は楽しいことよりも辛いことに遭遇することが少なくありません。
どんな境遇にあっても感謝報恩の心境に到達するために生まれたのが「内観」です。 はじめは「精神修養法」として始まった「内観」が、心の時代を迎え、精神医療や臨床心理学の分野においても注目されるようになり、「内観療法」として臨床の世界で活用されるようになりました。国際学会も開催されるようになり、その結果、欧米はもとより、世界最大の人口を擁する中国の精神医療の分野では、医療保険を請求できるまでになったようです。そこで、内観創始者の吉本伊信師によって開設された当研修所としては、今後とも内観の伝統を継承しつつ、新しい時代に向けての精進を心懸けてゆくつもりでおります。
大和内観研修所 所長 真栄城輝明
二〇二二年一二月一日
内観を希望する皆さまへ
人生には様々な悩みがつきものです。内観はひたすら自分自身を見つめ直すことによって、悩みの解消を図る方法です。主に一週間の集中内観研修とその後継続して行う日常内観(個人及び集団カウンセリングを含む)があります。
本研修所では、それらの内観を通して、皆さまが自分の人生をよりよく生きていけるようにお手伝いをさせていただいています。
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内観及び当研修所の歴史
当初、精神修養法としてスタートした内観は、心の時代を迎えたあたりから「日本内観学会」が設立されて以来、心理療法としての研究成果が次々と発表されて今日に至っています。 -
当研修所について
当研修所は、内観の創始者・吉本伊信師によって開設された研修所です。 内観をサポートするスタッフや施設、アクセスについてご紹介します。 -
集中内観研修
当研修所にて行っている 6 泊 7 日間の宿泊型研修です。朝から晩まで、ひたすら自分自身を見つめて、集中して内観に取り組みます。 -
日常内観
非日常の世界に籠って行う集中内観だけでなく、日常生活に戻ってからの「日常内観(分散内観)」を実践するための工夫が様々に行われています。 部屋の掃除でも一度きれいにしてもまたすぐに汚れるので定期的に清掃する必要があります。
カウンセリングを希望する皆さまへ
大和内観研修所では豊富な臨床経験や内観療法の経験を生かし、有資格者によるカウンセリングもご提供しています。集中内観は原則として 1 週間集中して取り組むものですが、カウンセリングは 60 分からの時間単位で、お一人おひとりのお悩みにあわせて柔軟な形態で提供可能です。
一般の方々へのカウンセリングはもちろんのこと、カウンセリングを仕事にしている専門家(心理臨床家、精神科医、各種カウンセラーなど)に対するスーパービジョンも行っています。